【6歳9か月】受け口、上下の叢生(ガタガタ)Case
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Before
6歳9か月
下の歯が上の歯よりも前に出ています。
舌が正しい位置にないことから反対咬合になるケースです。
このまま経過観察しても改善しないことが多いです。
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After
11歳
舌のトレーニング装置を使用することで、正常な嚙み合わせになってきています。
使用装置
MRCトレーナー
顎と歯の大きさのバランスを整える装置です。舌を正しい位置に導くトレーニング装置なので、軽度の反対咬合であれば改善します。
上顎急速拡大装置
上顎のスペースが足りない場合は、この装置で機械的に顎を広げます。弾線を組み込むことで、前歯を前に出す機能も備わっています。
リンガルアーチ
広げた顎の形を維持するための装置です。
拡大後の後戻り防止装置としても使用し、永久歯が綺麗に生えそろうのをサポートします。
主訴(受診背景) | 下の歯が前に出てきている。他院では上の歯が生えてからでもいいと言われたが気になる。 |
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住所 | 筑紫野市 |
既往歴・習癖など | 既往歴:ハウスダスト、花粉による鼻炎アレルギー、口呼吸(テレビの時など)鼻がつまるとなる。 習癖:寝ているときは横向き(右左どちらも) |
診断名 | 反対咬合(受け口)、上下顎叢生(ガタガタ) |
治療開始時の年齢 | 6歳9か月 |
治療期間 | 3年11か月 |
主な装置 | MRCトレーナー、上顎急速拡大装置、リンガルアーチ |
治療費 | 当時の価格 400,000円+税 毎月調整料0円 |
抜歯部位 | なし |
リスクと副作用 | MRCトレーナーはつけ外しができる装置なので、ご本人の協力度によって効果に差が生じます。急速拡大装置を使用し上顎の骨を少しずつ広げるため、痛みを感じる場合があります。固定装置をつけるため、歯磨きが難しい箇所がありむし歯リスクが上がります。定期的にメンテナンスに通院してもらうことにより、そのリスクを下げ正しいブラッシング方法を指導します。 |